更年期は聞きなじみのある言葉かと思います。「最近疲れやすい」「汗をかきやすい」といった症状で「これって更年期かな?」と感じる人は少なくないでしょう。
更年期は女性特有のものと思われがちですが、実は男性にも似た症状が現れることがあります。ここでは更年期症状の特徴といつから始まるのか、男性更年期との違いについて解説していきます。


更年期は聞きなじみのある言葉かと思います。「最近疲れやすい」「汗をかきやすい」といった症状で「これって更年期かな?」と感じる人は少なくないでしょう。
更年期は女性特有のものと思われがちですが、実は男性にも似た症状が現れることがあります。ここでは更年期症状の特徴といつから始まるのか、男性更年期との違いについて解説していきます。

「更年期」と聞くと50歳頃からというイメージはないですか?火照る、イライラするといった症状はみなさん知っているかと思いますが、始まる時期や症状の現れ方には個人差があります。更年期について正しく知っておくことが大切です。
女性の更年期は閉経をはさんだ前後約10年間を指します。
一般的には45〜55歳頃が更年期にあたるとされています。日本の看護師を対象にした調査「Japan Nurses' Health Study(JNHS)」では、閉経年齢の中央値は約52歳と報告されており、閉経の時期によって更年期の時期も前後します。
更年期には、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少します。
女性ホルモンは月経だけでなく自律神経や心のバランスにも深く関わっているため、ホルモン量が変化すると体や心に様々な不調が現れやすくなります。
女性ホルモンが減少するスピードは人によって異なり、ゆるやかに減少する人もいれば、短期間で大きく変化する人もいます。
閉経する年齢に個人差があるように、更年期症状が40代前半から現れる場合や50代後半まで続く場合もあります。
ストレスや睡眠不足、運動不足などの生活習慣も更年期症状に影響すると考えられています。同じ年齢でも、症状がほとんど気にならない人もいれば、疲れやすさや気分の落ち込みを強く感じる人もいます。
更年期の症状と聞いてまず思い浮かぶのは「ほてり」ではないですか?
更年期によくみられる、急なほてりや汗が止まらない症状を「ホットフラッシュ」といいます。
ほかの代表的な症状についても説明していきます。
これらは、女性ホルモンの減少によって自律神経のバランスが乱れることで起こるとされています。
更年期で現れる症状は身体症状だけではありません。

「年齢のせい」と我慢せず、日常生活に支障がある場合は婦人科などの医療機関への相談を検討しましょう。
更年期と似た症状は、甲状腺疾患や貧血、心疾患、うつ病などでも見られることがあります。
自己判断で更年期と決めずに原因を確認することが大切です。
「更年期は女性のもの」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。しかし男性にも、加齢にともなうホルモンの変化によって似た不調が現れることがあります。
女性のように閉経という明確な区切りがないぶん、本人も周囲も気づきにくいのが特徴です。ここでは男性更年期がどのようなものか、女性の更年期と何が違うのかを見ていきます。
男性更年期はLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)とも呼ばれ、加齢などによって男性ホルモン(テストステロン)が低下することで起こると考えられています。
女性の更年期のように閉経を境に急激な変化が起こるのではなく、年齢とともに男性ホルモンがゆるやかに減少し症状が少しずつ現れる点が特徴です。

似た症状がストレス、うつ病などのほかの病気でも見られることがあります。
気になる症状が続く場合は泌尿器科や男性更年期外来などの受診を検討しましょう。
更年期は一般的に45〜55歳頃に迎えることが多く、閉経前後の約10年間を指すと説明しました。身体的な症状だけでなく、心の症状が現れることもあります。「年齢のせい」と決めつけず、不調が続く場合や日常生活に影響が出る場合は医療機関へ相談しましょう。
男性にも「男性更年期」があり、更年期は女性特有ではありません。ほかの病気が隠れている場合もあり、自己判断には注意が必要です。
参考文献
この記事は、ひとさじ帖編集部が内容と表現を確認したうえで公開しています。編集方針