朝、やることリストを開くと20個以上のタスクが並んでいる。どれから手をつけていいかわからず、とりあえずメールの返信から始めて、気づけば夕方。大事な仕事は何ひとつ進んでいない。そんな日が、以前の私には何度もありました。
この状態を変えてくれたのが、「その日に必ず終わらせることを3つだけ決める」というシンプルなルールです。この記事では、私が毎朝やっているタスクの絞り方を紹介します。

朝、やることリストを開くと20個以上のタスクが並んでいる。どれから手をつけていいかわからず、とりあえずメールの返信から始めて、気づけば夕方。大事な仕事は何ひとつ進んでいない。そんな日が、以前の私には何度もありました。
この状態を変えてくれたのが、「その日に必ず終わらせることを3つだけ決める」というシンプルなルールです。この記事では、私が毎朝やっているタスクの絞り方を紹介します。
やることリストが長いと、それだけで頭が疲れてしまいます。リストを見るたびに「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と考えて、目の前の作業に集中できません。
さらに、タスクがたくさんあると、つい簡単ですぐ終わるものから手をつけがちです。メール返信や小さな事務作業をこなすと、仕事をした気になれるからです。でも、本当に進めるべき大事な仕事は、後回しになったままです。
今日やることが3つに決まっていれば、「次は何をしよう」と迷う時間がなくなります。1つ終わったら次へ、とシンプルに進められます。
3つを選ぶときには、自然と「本当に大事なのはどれか」を考えます。その結果、後回しにしがちだった重要な仕事に、毎日少しずつ手をつけられるようになりました。
20個のうち8個終わった、という日は「12個残っている」と感じてしまいます。でも、3つ決めて3つ終われば「今日はやり切った」と思えます。この達成感が、次の日の意欲につながります。

私は毎朝、仕事を始める前の5分で次のことをしています。
急な依頼や会議が入って、3つが終わらない日もあります。そんな日は、無理に全部終わらせようとせず、終わらなかったものを翌日の候補に回します。
大切なのは、毎日「今日の3つ」を意識すること。完璧にこなすことではありません。
「3つだけ決める」習慣をさらに効果的にしてくれたのが、1日の終わりの振り返りです。仕事を終える前の5分で、次のことをしています。
まずは朝決めた3つが終わったかどうかを確認します。終わったものには線を引いて消します。この瞬間が、1日の中でいちばん気持ちのいい時間です。
終わらなかったものがあれば、その理由を一言だけメモします。「急な会議が入った」「思ったより時間がかかった」など、簡単なもので十分です。これを続けると、自分が時間を読み違えやすい仕事の傾向が見えてきます。私の場合は、資料作りの時間をいつも短く見積もりすぎていることに気づきました。
最後に、明日の3つの候補を書き出しておきます。朝に一から考えるより、前日のうちに候補があるほうが、朝の5分がぐっとスムーズになります。翌朝は、候補を見直して最終決定するだけです。
振り返りの目的は、反省することではなく、次の日をラクにすることです。終わらなかった日があっても、自分を責めずに「明日に回そう」と考えるくらいがちょうどいいと思っています。
やることが多すぎるときほど、やることを減らす。少し逆説的ですが、それが一番確実に仕事を進める方法だと感じています。
明日の朝は、仕事を始める前に5分だけ時間をとって、「今日必ず終わらせる3つ」を紙に書いてみてください。1日の進み方が、きっと変わるはずです。
この記事は、ひとさじ帖編集部が内容と表現を確認したうえで公開しています。