節約しようと家計簿をつけ始めたものの、1か月もたたずにやめてしまった。そんな経験はありませんか。私も最初の数年は、何度も家計簿に挫折しました。
そこで発想を変えて取り組んだのが「固定費の見直し」です。毎月決まって出ていくお金は、一度見直せば、その後は何もしなくても効果が続きます。家計簿が続かない人にこそ向いている節約法です。この記事では、家計管理を10年続けてきた私が実践した、見直しの順番を紹介します。

節約しようと家計簿をつけ始めたものの、1か月もたたずにやめてしまった。そんな経験はありませんか。私も最初の数年は、何度も家計簿に挫折しました。
そこで発想を変えて取り組んだのが「固定費の見直し」です。毎月決まって出ていくお金は、一度見直せば、その後は何もしなくても効果が続きます。家計簿が続かない人にこそ向いている節約法です。この記事では、家計管理を10年続けてきた私が実践した、見直しの順番を紹介します。
食費や日用品費などの変動費を減らすには、毎日の買い物で気をつけ続ける必要があります。これは意志の力が要るので、疲れているときや忙しいときには続きません。
一方、固定費は「契約」で決まっているお金です。一度プランや契約を変えれば、翌月からは自動的に支出が減ります。がんばり続ける必要がない、というのが最大のメリットです。

見直しの前に、毎月出ていく固定費を一覧にします。通帳やクレジットカードの明細を見ながら、次のような項目を書き出してみてください。
書き出すだけで「こんなに払っていたのか」と気づくことも多いはずです。私は、ほとんど使っていないサブスクが3つも見つかりました。
固定費の見直しは、手間が少なくて効果が出やすいものから始めるのがおすすめです。最初に小さな成功体験があると、次の見直しにも前向きになれます。
いちばん手軽なのがサブスクです。解約の手続きは数分で終わることがほとんど。「最後に使ったのはいつか」を基準に、1か月以上使っていないものは一度解約してみましょう。必要になったら、また契約すればいいだけです。
次に効果が大きいのが通信費です。毎月のデータ使用量を確認すると、実際の使用量より大きなプランを契約していることがよくあります。使い方に合ったプランや会社に変えるだけで、毎月の支出が変わることもあります。
乗り換えの前には、今の契約に解約金や端末代の残りがないかを確認しておくと安心です。
保険は金額が大きいぶん、見直しの効果も大きくなりやすい項目です。ただし、必要な保障は家族構成や貯蓄の状況によって人それぞれなので、自分だけで判断が難しいときは、保険会社の窓口や専門家に相談しながら進めるのがおすすめです。
まずは「今どんな保険に入っていて、何に備えているのか」を把握するところから始めましょう。
電力会社やガス会社、料金プランの見直しも選択肢です。比較サイトなどで、今の使用量をもとに試算してみると判断しやすくなります。
固定費を減らしても、浮いたお金がなんとなく使われてしまっては意味がありません。見直しで減った金額は、その月から先取りで貯金に回す設定をしておくのがおすすめです。
私は、減った金額と同じ額を、給料日に自動で積立口座へ移すようにしました。こうすると、見直しの効果が目に見える形で残ります。
固定費の見直しは効果が大きいぶん、あわてて進めると思わぬ損をすることもあります。私が実際につまずいた点も含めて紹介します。
サブスクやスマホの契約には、更新月や解約金が決まっているものがあります。私は以前、更新月を1か月過ぎてから解約してしまい、余計な料金を払ったことがあります。手続きの前に、契約内容を一度確認しておきましょう。
料金が安くなっても、使い勝手が悪くなってストレスがたまると、結局また元に戻すことになりがちです。通信速度やサポートの手厚さなど、自分にとって譲れない点を先に決めておくと、選びやすくなります。
固定費の見直しは、手続きが意外と手間のかかるものです。1か月に1項目ずつなど、ペースを決めて少しずつ進めるほうが、途中で投げ出さずに済みます。
生活の変化に合わせて、必要な契約も変わっていきます。私は毎年、年末に固定費の一覧を見直す日をつくっています。
節約というと、毎日の小さながまんを想像しがちです。でも、本当に効くのは、一度の手続きでずっと効果が続く固定費の見直しです。
まずは今日、サブスクの一覧を開いてみてください。使っていないものを1つ解約するだけでも、立派な第一歩です。
この記事は、ひとさじ帖編集部が内容と表現を確認したうえで公開しています。